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病気療養からの就労(社会復帰)を支援するコミュニティ」を開催しました

一昨年~昨年に7回開催した、内閣府・地方創生SDGs官民連携プラットフォーム 「病気療養からの就労(社会復帰)を考える分科会」の成果として、提言書 「病気療養からの就労(社会復帰)を支援する」を作成・公表しました。

その後厚生労働省や経団連をはじめとした関係各所に説明し制度面での改善を求めるなどの活動を続けています。

このほど、上記分科会のメンバーを中心に集まり「病気療養からの就労(社会復帰)を支援するコミュニティ」を開催しました。

〇 開催日時・場所

12月3日(水)15~17時 調布市市民プラザあくろす研修室

〇 参加者 合計9名

・病気療養からの社会復帰をめざす方とそのご家族(3名)
・調布市社会福祉協議会(1名)
・NPO法人高次脳機能障がい者活動センター 調布ドリーム(1名)
・東京海上日動システムズ株式会社(2名)
・NPO法人あしたばの会(2名)

〇 主に次の4項目について意見を交換しました

1.提言書の社会への働きかけの状況について

提言書に関係する国の審議会(労働政策審議会障害者雇用分科会)、研究会(今後の障害者雇用促進制度の在り方に関する研究会)の検討状況の確認と共有。
国(厚生労働省)、雇用者団体、労働者団体等への働きかけとこれからの活動について説明するとともに意見交換をしました。

⇒ 経団連(日本経済団体連合会)を訪問し病気療養からの就労(社会復帰)支援について提言書を基にしたあしたばの会の考え方を説明し意見交換をしてきました
⇒ 厚生労働省に提言書「病気療養からの就労(社会復帰)を支援する」を説明しました
⇒ 提言書「病気療養からの就労(社会復帰)を支援する」を作成しました

2.調布ドリーム様、東京海上日動システムズ様と連携して進めている新しいIT専門就労継続支援B型事業の状況

 病気や障がいによって一度は社会から離れた方が、もう一度、自分らしく社会とつながるための第一歩として、就労継続支援B型事業所「調布ドリーム」様と連携し、実際に“働くこと(=社会復帰)”につながる仕組みを2025年春からはじめています。
東京海上日動システムズ様が社会貢献の一環として、あしたばの会に発注してくださったIT関連業務の一部を、「調布ドリーム」様の利用者(=相談者の皆さん)が分担して実施しています。

 ⇒ 【新しい取り組みのお知らせ】

3.全国に約2万人といわれている多発性筋炎の患者や家族のコミュニティ形成

 あしたばの会のHPに2024年6月に掲載したお知らせ「多発性筋炎から社会復帰をめざす しおりさんの挑戦」の閲覧数が非常に多い状況が続いています。
多発性筋炎についての情報を求めたり患者や家族同士の経験交流などを必要とする方が多いのではないかと考えました。
こうした方々が静かに話し合える場を作り、ご自身の治療や就労、社会復帰についての道筋が少しでも明るく見えるようになることを目的とした取り組みについて説明し、進め方についてアドバイスなどをいただきました。

 ⇒ 多発性筋炎コミュニティ発足と参加者募集 
 ⇒ 多発性筋炎から社会復帰をめざす しおりさんの挑戦

4.病気療養からの就労(社会復帰)を支援する活動の方向性

あしたばの会に寄せられる相談を分析すると、特に生き辛い若い人たちから「誰にも話せない弱い声」を出せる場所と認識されているのではないかと思われます。
これを踏まえて今後の活動の方向性について意見を交換しました。

当コミュニティは今後も年に数回開催する予定です。
興味がある方は分科会事務局( partnership@npo-ashitaba.or.jp )またはあしたばの会お問い合わせフォームからご連絡ください

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